借金の督促が届くと、封筒を開けることさえ負担に感じるかもしれません。まずは「誰から、何の書類が、いつ届いたか」を確認しましょう。貸金業者などからの請求と、裁判所からの支払督促・訴状では、必要な対応が異なります。
この記事は一般的な情報です。返済義務や期限、選ぶべき手続は、契約内容や届いた書類によって異なります。判断に迷う場合は、書類を手元に用意して弁護士などに相談してください。
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最初に確認する3つのポイント
- 差出人と書類の名称:請求書、督促状、支払督促、訴状など、記載された名称を確認します。
- 受け取った日と期限:封筒も保管し、回答・提出・出頭などの期限をメモします。
- 請求の内容:借入先、契約、金額、支払い済みの記録と照合します。
身に覚えがない請求では、その場で送金したり個人情報を入力したりせず、差出人の公式窓口を自分で確認してください。裁判所名が書かれている場合も、真偽が分からないまま放置せず、裁判所の公式サイトに掲載された連絡先で確認しましょう。
貸金業者などからの督促と、裁判所の書類は別です
貸金業者などから連絡が来た場合
請求の内訳と契約を確認し、返済できない場合は収入・生活費・他の借入を整理して相談します。その場をしのぐために実現できない返済日を約束したり、別の借入を重ねたりする前に、継続できる返済額を考えることが大切です。
裁判所から「支払督促」が届いた場合
裁判所の案内では、支払督促を受け取ってから2週間以内の異議申立てが説明されています。異議を申し立てると通常の訴訟に移行します。異議を出さないまま手続が進むと、仮執行宣言を付した支払督促に基づき、債権者が強制執行を申し立てる場合があります。
これは貸金業者からの督促状とは異なる裁判手続です。支払うか、異議を出すか、その理由をどう整理するかは個別の問題です。受領日と書類一式を伝え、早急に専門家に確認してください。
訴状など、ほかの裁判書類の場合
「支払督促の2週間」をすべての書類に当てはめることはできません。書類ごとの提出期限や期日を確認します。相談予約をしただけで期限が延びるとは考えず、期限が迫っていることを最初に伝えてください。
返済が難しいときは、借入全体を整理して相談する
一社への対応だけでは家計を立て直せない場合もあります。相談では、任意整理、個人再生、自己破産などを含め、収入・資産・借入状況に合った選択肢を確認します。どの手続も、誰にでも同じ結果になるわけではありません。
債務整理には費用や信用取引への影響があり、手続によって資産や保証人への影響も異なります。「デメリットがほとんどない」「必ず借金がなくなる」といった説明だけで判断せず、依頼前に自分の場合の不利益も確認しましょう。
相談前にそろえるもの
- 届いた書類と封筒、受領日のメモ
- 借入先ごとの残高、月々の返済額、契約書や明細
- 収入、生活費、預貯金など家計の概況
- 保証人・担保の有無、これまでの連絡内容
すべての資料がそろわなくても、期限のある書類について相談を先延ばしにしないでください。
相談料と依頼費用を分けて確認する
初回相談が無料でも、その後の交渉や裁判手続の依頼まで無料とは限りません。相談料、着手金、報酬、実費、分割払いの可否を確認します。法テラスには収入・資産などの条件に応じた無料法律相談や費用立替制度があります。利用条件と返済の扱いは窓口で確認してください。
参考資料
資料確認日:2026年10月1日。制度や窓口の案内は変更される場合があります。




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