ASMRという名前が生まれたのは2010年です。名付け親はジェニファー・アレン(Jennifer Allen)氏。インターネット上で同じ感覚を持つ人たちが体験を共有する中で、呼び名が広まりました。
動画の歴史では、2009年に始まったWhisperingLifeが初期の例に挙げられます。名前の誕生と動画文化の始まりを分けて見ていきます。
目次
ASMRの始まりを年表で確認
- 2007年:SteadyHealthの掲示板で、心地よい不思議な感覚をめぐる体験談の共有が始まる。
- 2009年:YouTubeでWhisperingLifeがささやき声のチャンネルを開設。
- 2010年:ジェニファー・アレン氏がASMRという名称を考案し、Facebookグループを設立。
- 2015年:BarrattとDavisによるASMRの調査論文がPeerJに掲載される。
この年表は、感覚そのものが誕生した時期ではなく、オンラインでの共有・命名・研究の節目をまとめたものです。出典:ASMR Universityの歴史資料。
ASMRの名付け親はジェニファー・アレン氏
ASMRはAutonomous Sensory Meridian Responseの略称です。アレン氏は、自分と似た感覚を持つ人がいることを掲示板で知り、その体験を話し合うための名前とコミュニティを作りました。
本人へのインタビューでも、命名とFacebookグループ設立の経緯が語られています。アレン氏は「最初に感覚を経験した人」ではなく、名称の考案者です。出典:ジェニファー・アレン氏へのインタビュー。
ASMR動画はいつから? 初期のささやき動画
ASMRという言葉ができる前にも、ささやき声を楽しむ動画はありました。歴史資料では、2009年に始まったWhisperingLifeが初期のささやき専門チャンネルとして紹介されています。
ささやき動画は、ASMRという呼び名より先にありました。ただし、専門チャンネル以外にも心地よく感じられる映像はあります。この資料だけで「世界最初のASMR動画」を一つに決めることはできません。
「ASMRを始めた人」は質問の意味で変わる
- 名前を付けた人:ジェニファー・アレン氏。
- 初期の動画制作者:ささやき専門チャンネルのWhisperingLifeなど。
- 最初に感覚を経験した人:ここで参照した資料からは特定できません。
初期の動画にも多い「ささやき声」を聴いてみる
サイト内では、ささやき声や物音の動画を紹介しています。